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【お客様の声】ソーシャルメディア運用事例 同じ方向を向き半歩先を行く伴走型支援|三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社様

  • 執筆者の写真: Kenji Hirao
    Kenji Hirao
  • 5月20日
  • 読了時間: 9分

更新日:5月20日



「お客様の声」では、取引先の皆さまに、オービタルコラボレーションズとの出会いや、サポート・支援を通して感じたことを伺っています。


今回ご紹介するのは、三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社様。

ご入居者様のご親族様に向けて、レジデンス内での様子やイベント情報をお届けしたい──そんな思いから、ソーシャルメディア運用の検討をスタート。

オービタルコラボレーションズに依頼された経緯や、運用体制の構築についてお話を伺いました。


目次

三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社

岡村 和東 様、小倉 有加里 様


オービタルコラボレーションズ株式会社

代表取締役 平尾 健二


聞き手・文:佐藤まり子


温かい日常を伝える情報発信を目指して

ーーまず、ソーシャルメディア運用を依頼することになった経緯や、当時抱えていた課題についてお聞かせください。


小倉:「レジデンスの中でこんなふうに過ごしているんだ」と、ご入居者様のご家族様に安心していただきたい、というのがスタートです。また、ご入居を検討されている方にも、魅力を知ってもらえたらという思いもありました。


レジデンスの豪華さや規模の大きさが目立ちがちですが、私たちはそれだけでなく、そこにいる「人」の交流を伝えたいと考えてたんです。


ですので、課題というよりプラスアルファの取り組みに近いですね。レジデンスの中での温かい日常を伝えていきたい、というのが大きな目的でした。


ーー依頼先としてオービタルコラボレーションズを選ばれたことには、どんな経緯があったのでしょうか。


小倉:私が以前所属していた部署でお世話になっていた方からのご紹介だったんです。「その方の紹介なら」と、安心感がありました。


また、私たちがやりたいのは単なる宣伝ではなかったので、その点をご理解いただいて提案してくださった点が最終的な決め手になりました。何社か他にもご提案はいただいていたんですけれども、意図を一番よく理解してくれたのがオービタルさんでした。


三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社 小倉様


初期はFacebookを活用。シンプルな運用体制が成功の鍵に

ーー情報発信のプラットフォームとして、最初にFacebookを選ばれたそうですね。


小倉:ご入居者様の平均年齢が約80歳ですので、そのご家族様の年代を考慮するとFacebookが馴染みやすいのかなと。


発信する情報もテキストで伝えたいことが多く、お友達じゃない方にも投稿を見てもらえたり、過去の記事も見返しやすい点もいいなと思ってFacebookを選びました。


ーーFacebookページの運用を始めた頃のオービタルコラボレーションズの印象を教えていただけますか?


小倉:最初のやり取りの段階から、こちらの目的や意図をしっかりご理解いただいていました。


各レジデンスの担当者ごとにSNSへの慣れ親しみ度や捉え方も違って難しさがあったのですが、そこもかなりきめ細かくフォローしていただけましたね。


各レジデンスの状況も踏まえた上で、「ここは直前対応でも大丈夫そうですね」「ここは先にフォローを入れたほうがいいかも」と、自然に考えて動いてくださった点も心強かったです。


社内の一員のような感覚でサポートしていただいたと思います。


ーー平尾さんは、運用体制を作る際どんな点に注意を払われましたか?


平尾:三井不動産レジデンシャルウェルネス様にとって負担が少ないフロー作りに注力しました。例えば、原稿のフォーマットを用意して「どこに、どんな情報を、何文字くらいで入れればいいのか」、誰が見てもわかる形にするなどですね。


もう一つ意識していたのは、運用をシンプルにすること。運用が複雑になると、どうしてもミスが起こりやすくなります。そこは三井不動産レジデンシャルウェルネス様にもご理解いただきながら、投稿のタイミングを集約したり、全体のスケジュールをなるべくまとめたりして、ミスが起きにくい運用を意識しました。


小倉:プライバシーの観点からご入居者様のお写真にはすべてモザイクをかけたり、特定できないように加工をしていますが、万が一モザイクがかかっていない写真が上がってしまうと大事故です。


そういった事故が一度もなく、1年近く運用できているのは本当にありがたく、シンプルなフローを作れたからこそだとも感じています。


私たちの業種は「信頼」をすごく大事にしているので、ご入居者様のプライベートな部分は必ず守らなければいけない。でも、その一方で、レジデンスでの様子を伝えたい、という想いもある。相反することを、微妙なバランスで運営できています。



より親密なコミュニケーションを目指して:FacebookからLINEへ移行

ーーFacebookからLINEアカウントに運用を移行されたのには、どのような経緯があったのでしょうか?


小倉:オービタルさんにもご参加いただいて、各レジデンスの担当者が集まるブレスト会を本社で実施したんですね。Facebookを半年ほど運用したタイミングで、みんなで意見交換をしました。


そこで出てきた意見として「最初に掲げた“ご親族様の安心”とか、“ご入居者様とのコミュニケーション”を重視するなら、より情報に触れやすい環境をご用意したほうがいいんじゃないか」という声があったんです。


そこで、ご入居者様やそのご家族様の利用状況も踏まえ、LINEに移行することにしました。


結果的にすごく良かったです。友達登録も想像よりも早く増えてしまって、逆にちょっとプレッシャーを感じるくらいです(笑)


平尾:試し試しやっていこう、という感じだったんですけど、最初からけっこう反響ありましたよね。


小倉:そうですね。トライアルという形ではあったんですけど、意外と反応がすぐ出てきました。ご家族様にも、本来の目的だった「安心してもらう」という部分がちゃんと伝わっているんだな、と実感することが少しずつ増えました。LINEがコミュニケーションのきっかけの役割を果たしてくれていると感じます。



ーーLINE公式アカウントに移行後、運用面で難しさはありましたか?


小倉: オービタルさんの方でメニュー設計などはやっていただいて、我々は原稿を書いて、写真をお渡しする流れだったので、業務内容としてはFacebookの頃と大きな違いはありませんでした。


むしろ、LINEのほうが文字数も少なくて済むので、比較的フットワーク軽く、気軽に原稿が作りやすくなった感覚はありますね。LINEではアカウントがレジデンスごとに切り替わっていますので、そこは少し変わりましたが、日々やること自体は、大きくは変わっていないです。


半歩先を走るような伴走で、不安を解消


ーーオービタルコラボレーションズのサポートについて「ここが特に良かったな」「安心感があったな」と思った点があれば教えていただけますか?


小倉:LINEもFacebookも、私たち自身が慣れていなかったので、「投稿の文章ってどこまで書いていいんだろう」「こういうときはどうしたらいいんだろう」と、細かい悩みが都度たくさん出てきたんですね。


そういった質問をメールで送ると、即日中には大体回答をいただけて。すぐに調べてくださったり、対応していただけたので、そのスピード感は本当にありがたかったです。


それから、LINEっていろんな使い方があるじゃないですか。 そのあたりも丁寧にご説明していただいて、「将来的にはこういう使い方もできますよ」と、先を見据えた提案をしていただけたのも、すごく良かったなと思っています。


岡村:ご入居者様は、スマートフォンの文字設定を大きくして見ている方が多いんですよね。僕らが日常的に使っている文字サイズよりも、かなり大きめに設定されているので、記事一つひとつが、思っている以上にスペースを取るんです。そこを実際に見ていただいた上でフィードバックをもらえたのは、すごくありがたかったですね。


三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社 岡村様


小倉:実機検証して「このくらいの文字数だったらこう見える」というのを3パターンくらい画面イメージで送ってもらったんですけど、「こう見えるんだな」と、納得感がありました。


とはいえ、150文字くらいに収めるとなると、やっぱり内容をどうまとめるかが微妙なところで…。そこは今も工夫しながらやっているところです。


ーーソーシャルメディア全般の運用を依頼してよかった点があれば、お聞かせください。


小倉:やっぱり、すごく柔軟に対応していただけるところですね。 ソーシャルメディアとかネット広告系の仕事は、どうしても「人から少し離れたところで進行している」というイメージがあったんです。


ほかの業務でネット広告に携わったときも、数値中心になりがちでした。でも、今回私たちが求めていたのは、そういう運用ではなくて。もっと「人」に寄り添った、温かみのある発信をしていきたい、という思いがありました。


その意図をしっかり汲み取って、最初からぶれることなく対応していただけたのがありがたかったです。


制作物がただ流れていくだけというケースも多いと思うんですけど、今回は「私たちが伝えたいこと」がきちんと表現される形になりました。お願いしてよかったなと改めて感じています。



岡村:本当に、一番最初に掲げた「目的」をぶらさずに、ずっと一緒に運用・サポートしてもらえているところが一番大きいですね。


また、僕らはSNS運用の素人なので、専門的な立場から、メリット・デメリットをきちんと出してもらえるのも助かっています。公平な目線で見て、僕たちにもわかるように丁寧に説明してくれる。そこもすごくありがたいです。


ーー今後、期待したいことがあれば教えてください。


岡村:LINEに関しては、もっと機能をうまく使っていけたらいいなと思っています。今はテキストと画像配信が中心ですが、これからリッチメニューなどの機能をどう充実させていくか、というところにも取り組んでいきたいなと。


ただ、やっぱりどこまでできるかは、提供側のリソースや時間との兼ね合いもあるので、やりたいことを全部やろうとするのではなく、取捨選択しながら、優先順位をつけて進めていく形になるのかなと考えています。


ーー最後に、オービタルコラボレーションズの支援を一言で表すと何か、お聞きしてもいいでしょうか?


岡村:「同じ方向を向いて、半歩先から伴走してくれる存在」です。単に後ろからサポートするだけではなくて、僕たちが向かうべき方向を少し先に見ながら、寄り添ってくれている感覚があります。


小倉:私も、「伴走」という言葉がすごくしっくりきます。


それと、やっぱり「温かみ」や「人間らしさ」。本当に寄り添って一緒に走ってくださっている。1対1でちゃんと向き合って仕事してもらっているな、という実感がありますね。


ーーありがとうございます。とても素敵な表現ですね。



オービタルコラボレーションズは、ブランド戦略構築、Webマーケティングの方針策定から実行まで幅広い支援が可能です。もちろん今回のように、サービスの状況に応じたソーシャルメディア運用支援も承っております。ちょっとしたお困り事でも、ぜひお気軽にお問い合わせください!






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