オービタルコラボレーションズのウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。「お客様の声」では、取引先の方々に取引のきっかけやオービタルコラボレーションズのサポート、伴走支援を通して感じたことを伺っています。
今回はインフォコム株式会社様です。SDGsの取り組みを支援するサービスプラットフォームLookat(るかっと)を運営されています。
目次
インフォコム株式会社
サービスビジネス事業本部 デジタル・サステナビリティ事業部 マーケティング&コミュニティチーム
長内 賢 様 村田 空知 様
オービタルコラボレーションズ株式会社
代表取締役 平尾 健二
聞き手・文:佐藤まり子
出会いはインフォコム主催のイベント。戦略から運用まで幅広く関わる
ーー取引を始めたきっかけは?
長内:弊社が主催したイベントのコンテンツの一つにSDGsカードゲームがあり、ファシリテーターを平尾さんに務めていただいたことがきっかけです。イベントを企画したデザインコンサルティング会社の方に、ご紹介いただきました。
その時に「本職はWebマーケティングなんですよ」とお話いただいて、ちょうどSNSマーケティングやWeb広告周りに課題を感じていたので、まずはFacebookページの運用をお願いしたんです。
Facebookページの方針決定から細やかにサポートいただいたところ、Facebookページの「いいね」をたくさん集めていただいて。他のWeb広告もぜひお願いしようという話になって、現在に至ります。
インフォコム株式会社 デジタル・サステナビリティ事業部 長内様
ーーBtoBのFacebookページで「いいね」を集めるのは、例え広告を出しても大変な印象があります。多くのユーザーを集めたポイントはなんですか?
平尾:いいねを集めることは広告を使えばできますが、数だけではなく質が重要です。企業ページの投稿内容に興味を持ち、共感し、反応してる人を集めるために、ターゲティングを緻密に行いました。
長内:それまで漠然としたターゲット像しか持っていなかったのですが、考えを整理・ブラッシュアップしてもらいました。その上で、「このターゲティングがいいのでは?」「この候補の中でいうとどれですか?」と、本当に上手く導いてもらえたと感じます。
ーーFacebook広告の他にどんなお仕事を発注されていますか?
村田:最近は、新規プロモーションやLookat全体の戦略立案に関してもアドバイスをいただいていて、専属のコンサルタントのようになっています。
インフォコム株式会社 デジタル・サステナビリティ事業部 村田様
長内:以前オフラインで実施しただけで終わっていただけのものを、さらにWeb記事を書いて発信していくなど、アイディアを授けてもらっています。記事を書く際に、ライターさんを紹介していただけるのも、ありがたいですね。平尾さんは守備範囲がすごく広いと感じます。
何の話をしてもどこかしらにコネクションを持っていらっしゃるので、心強いです。
平尾:今までのキャリアで、営業やプロデューサーなど、広く深く知っていなければならない立場で仕事をしてきました。なので、ある程度のことはお答えできるのですが、どうしても専門職の方の力を借りなければならないこともあります。無理やり「できます」と言うと、お客さんに迷惑がかかってしまうので、「この人と組んでやらせてください」と、提案するようにしています。
伴走してもらいながら試すことで、社内に知見がたまる
ーーオービタルコラボレーションズと仕事をして、よかったことは?
長内:たくさん提案をしてくれるところです。先ほどもお伝えしたように、私たちはWebマーケティングに関して知見が足りない部分があるので「指示されたことをやります」というスタンスだと、手探り状態になってしまいます。
平尾さんは、ご自身が持つ知識や経験を生かして、使用するツールや広告の手法まで提案をしてくれるんです。レスポンスが速いのも非常にありがたいですね。
村田:僕も同意見です。広告に関しては「これが正解」というものがないので、候補をいくつか挙げてくれたり、意図を汲み取った上で選択する余地を与えてくれます。理由をしっかりと説明してくださるのも大きいです。
ーーWeb広告は、やってみたものの上手くいかないこともあるのではないでしょうか?
長内:Web広告の一番良いところは、試した結果をもとに、短期間でチューニングができることですよね。ある施策が上手くいかなかったとしても「このユーザーに響かなかった」と分かって、新しい選択肢を考えるための材料になります。平尾さんには、「試していくことが大事なんだ」という、メンバーの共通意識を作ってもらいました。
ーー自社でマーケティングの専門家を持たずに、オービタルコラボレーションに発注するメリットは?
長内:外の人にお願いするメリットというより、平尾さんにお願いしてよかった点は「育てる」意識を持っていることですね。節々で、弊社側に知見を蓄えていけるような接し方をしてもらっています。
発注には至らなかったのですが、広告運用のインハウス化をご提案いただいたこともありました。
やっぱり、仕事をただお願いしてやってもらうだけだと、弊社側に知見がたまっていかないんですよね。村田くんなんかは、Webマーケティングに関しては平尾さんが先生みたいな感じになってます。
村田:GA4などの使い方など、色々教えていただいて本当に勉強になりました。定例会で出てくるキーワードでも、「このワードからこういうことがわかります」と、データの見方や視点も教えていただきました。
ーー平尾さんは、なぜ自分の知見をクライアントに伝えていこうという意識をお持ちなんですか?
平尾:プロジェクトを成功させるためには、私だけわかっていても上手くいかないと思うんです。情報や知識を積極的に共有し、できるだけ全員が同じ水準で話せる状態になるのが理想だと思っています。
ーープロジェクトを成功させるために、お客様と協力して取り組んでいこうという意識なんですね。
長内:我々の仮説やアイディアの整理を手伝っていただける点もありがたいです。話を整理してもらった上で「そういう方向で行くなら、こういう手法がいいんじゃないか」など、導いてもらえるというか…。
社外の方との密なコミュニケーションって、実際はけっこう難しいと思うんですよ。時間がかかると思います。でも、比較的短い期間で平尾さんとは打ち解けて良い関係を作れています。それも平尾さんの良さなのかなと。
対面できなくとも、信頼してもらうために
ーー取引はいつからされていますか。
長内:2021年6月からです。
ーーコロナが流行り始めた時期ですね。対面でのコミュニケーションが難しかった時期かと思います。
平尾:Slackでのやりとりを中心に行い、時期によりますが、最初は週に1回の定例会などに参加していました。
振り返ってみると、対面で会えないからこそ、ミーティングの1回1回の質を高めようという意識がありました。
言われたことだけをやっていても、私が入る価値がないので、何かしら仮説を立てて打ち合わせに臨んでいました。例えば「Lookatのユーザーになり得る企業、SDGsに取り組む企業は、何を考えてるんだ?」「そもそも企業が持っている課題はなんだろう?」などですね。
そうすることで、ミーティングの話の濃度が濃くなると思うんです。当たり前の話かもしれませんが…。
ーー取引が広がっていった背景には、平尾さんのそういう姿勢が影響しているのでしょうか?
長内:そうですね、間違いないと思います。最近では我々だけじゃなく隣の部署も、評判を聞いて平尾さんにお仕事をお願いしていますよ。
共に仕事を通した社会貢献を
ーー今日のお話を通して、「プロジェクトの成功」というキーワードがありました。皆さんにとってのこの仕事の成功は、どういうものですか。
長内:SDGsの認知度は9割ですが、取り組んでいる企業は2割に止まります。何から手をつけたらいいかわからず悩んでいる企業様がSDGsに取り組めるようになること、そして活動を社会に向けて発信できること、そのお手伝いをすることが一番のゴールですね。
SDGsの取り組みを支援するサービスプラットフォームLookat(るかっと)
チャリティーコーヒーやタンブラーなど販促物も作成
ーー平尾さんはいかがでしょう。
平尾:Lookatが広がることで、社会課題を考える企業や人が増えていきます。それがインフォコムのビジネスとして成功につながる…そうやって、どんどん輪が大きくなっていくことが、このプロジェクトの成功だと思ってます。
インフォコムさんの「サービスを作る力」を社会に還元しようというところから始まっているプロジェクトなので、とてもやりがいがあります。
自分が実現したい世界があって、Lookatも同じ方向を向いています。会社としても個人としても、インフォコムさんと仕事を一緒にやらせていただくことに大きな価値を感じているし、ご一緒できてとても嬉しいです。
ーー平尾さんご自身が、クライアントであるインフォコムさんの事業の可能性を信じていて、「社会に広める価値がある」と感じているんですね。事業に対するリスペクトがあるからこそ、良い関係を築けて、成功のために一緒に走っていけるのかもしれません。
オービタルコラボレーションズは、ブランド戦略構築、Webマーケティングの方針策定から実行まで幅広い支援が可能です。自社製品、サービスを広めることに関してお悩みの企業がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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